子供は欲しいですか?

  【 コンテンツ 】

 とにかく子供が欲しい!

  (子への愛情)(育児面)(経済面)
  (お相手に対する愛情)
  (こだわりの強さ)
  (子に恵まれない場合)
 子供好きな相手を探す?

  (子供好きな相手を選べば大丈夫なのか?)
 親になりたいなら年齢は重要!

  (子供が出来る可能性)
 多様な選択がある

  (子供はいらない!もアリ)

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 結婚を願うあなたは、子供が欲しいですか?
 子供がはしゃぎ回り、家族みんなが仲良し、結婚の先にそんな明るい家庭を夢見ている人は大勢いると思います。 確かにそんな家庭に憧れるのは普通の感覚ですよね。

 でも・・・決して簡単なことではないのです。 というより、簡単に手に入る人もいるのですが、どんなに願っても手に入らない人だってたくさんいます。

 「結婚」とは何か?、そして「子供を持つ」とはどういうことなのか?
 婚活をするにあたり、一度少し考えてみていただきたいと思います。

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とにかく子供が欲しい!

 「結婚」をする大きな理由に、「子供が欲しいから」ということを挙げる方はたくさんいらっしゃいます。 年齢でいえば特に、女性は40才前後まで、男性は50才前後までの方は、これを結婚したい理由に挙げることが多いようです。

 「子供が欲しい」ことが理由であることは決して間違いでなく、むしろ正常な感覚でありますから、これが理由であっても全く構わないのです。 ただ、様々なことを理解していないと、幸せな人生を歩むことは出来なくなります。 子供を検討するにあたって大切なことを、以下に6つ記載しておきます。

 まず第一に「子への愛情」
 子供を持つならば、当然のことながら子供を本気で愛し、その子を幸せにしたいと思える人であることが重要です。 そして、子供にとっての幸せとは何なのかを考えてあげられる親でなければなりません。 いつまでも両親の仲が良いことや、一緒に楽しい時間を多く過ごせるか、なども、子供にとっての幸せの大きな基準になります。

 第二に「育児面」。
 核家族化の進んだ現在の日本では、想像以上に育児は精神的にも肉体的にもたいへんなものです。 少し成長しても、今度は保育園入園などの待機児童問題や、家庭によってはお受験など、前述の「愛情」がなくては到底できない様々な労力を要するイベントが次から次へと迫ってきます。 これを苦労と思わず、事前に考えておける人であることも必要です。

 第三に「経済面」
 子供を育てる為にはお金もかかります。 子供にどこまでの教育を受けさせるのかなども含めて、ある程度の経済的な試算をしておく必要があります。 子供一人を育てるのに必要な金額は、たとえ大学まで公立だけで進んでも2千万円前後もかかるとのこと。 出産を検討する夫婦が半数を超える年収ラインは、夫婦の年収合計で600万円だそうです。 女性の場合は、単に収入の問題だけでなく、キャリアを選ぶか子供を選ぶかという人生の大きな選択を迫られる場合も多いでしょう。 当然、2人目3人目と子供が増えれば、親の経済的負担もどんどん増えていきます。 場合によっては、逆に不妊治療の支出を考えなくてはならない場合だってあります。 また、子供が何歳の時には何々をしなければならないから、その為には、自分たちが何歳の時にどうしなければならないのか、という年齢の逆算をしておくことも必要となります。

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 第四には「お相手に対する愛情」
 同じ「子供が欲しい」であっても、結婚を考えているお相手が「子供が欲しいので結婚したい」と思っているのならばともかく、「相手は誰でもいいから、とにかく子供が欲しい」という気持ちの人であったら、それでもその人と結婚したいという方はあまりいないでしょう。
 当たり前のことで言うまでもないのですが、たとえお見合い結婚であっても、愛せるお相手と結婚するべきです。

 第五には「こだわりの強さ」
 結婚後に、男性だけが強く「子供」にばかりこだわれば、女性側は「私は子供を産む道具なの?」と憂鬱になるでしょうし、逆に女性だけが強く「子供」にばかりこだわれば、男性側は、「俺はただの生活の為のATMか?」という気持ちになることもあるでしょう。 子を持つことに対する夫婦の気持ちの強さまで一致してこそ、幸せで明るい家庭を望むことができます。

 そして第六には運悪く「子に恵まれない場合」
 子供を持つことが目的で結婚したとしても、子に恵まれ、子供と一緒のにぎやかで温かい家庭が手に入るという保証はどこにもありません。 たとえ子供が持てなくとも、家族として幸せに暮らしていけるお相手であるかどうかということ、すなわちパートナーに対する<強い家族愛>が、とても重要です。 子に恵まれるかどうかは、二人の年齢にも大きく影響され、女性はもちろんのことですが、男性も年齢が上がれば上がるほど子供ができる可能性は低くなります。(卵子と精子の老化・・・女性も男性も35才頃からとのこと。但し個人差あり。)

子供好きな相手を探す?

子供好きな相手を選べば大丈夫なのか?

 子供が欲しいと思う場合には、当然、その夫婦が「子供が欲しい」と思っていることが必要です。 「だからお相手には、子供好きな人を選ぶので大丈夫」、は、正しいでしょうか?

 男性にしても女性にしても、「子供は大好き、でも自分の子供はいらない」という人が一定割合います。 それには、経済的な理由であったり、趣味など自分の生き方を優先したいという理由であったり、自身の病気等の理由であったり、女性ならば仕事のキャリアが理由であることも多くあります。
 これ以外にも様々な理由があると思われますが、とにかく、「結婚はしたいけど子供はいらない」という<子供好きな方>もそれなりに多いのです。

 つまり自分が、子供のいる家庭を持ちたいのであれば、相手が<子供好きか>を基準にするよりも、相手が<子供を欲しいと考えている人か>を基準にすることが大切です。
 結婚前に「子供は苦手」と思っている人であったとしても、その人が<自分の子供は欲しい>と考えてさえいれば、実際に生まれたのちに、とても子煩悩なパパまたはママになっていることだってあります。

 また、自分は親になる自信がない、という人であっても、子供を育てている内に親らしくなることは多いもの。 子は親が育てるものですが、子によって自分もまた【親】という存在に育ててもらえるのです(もちろん例外もあります)。

親になりたいなら年齢は重要!

子供が出来る可能性

 親になる為には、つまり子供に恵まれる可能性を高くする為には、親となる二人の年齢はとても重要です。

 上にも少し記載しましたが、個人差はもちろんあるものの、女性も男性も35才あたりを境に、子供ができる可能性は低くなっていきます。 これは卵子と精子の老化が、考える以上に早く進むことによります。

 女性は、妊娠する力(妊孕力=にんようりょく)が35才頃から急激に落ち(20代の頃の3分の1程度にまで)、40代に入れば、自然妊娠で子を授かることができるのは、幸運に恵まれた一部の人だけ(不妊治療を受けた方を含めても40代での初産は全出産の4%程度)という状況になり、さらに45才以降では医療の助けを借りたとしても妊娠できる女性は極めてわずか(全出産の0.2%程度)となります。

 女性の場合は平均的には、妊娠の確率(妊孕力)が一番高くなるのは24才~26才とのことですが、35才以上での出産は高齢出産と言われる(日本産婦人科学会での定義)ように、母体にも胎児にもリスクの高い出産(死亡・流産・異常など)となります。 また、たとえ自分が20代で若いとしても、あまり年上過ぎるお相手を選んだ場合には、やはり下記のとおり男性が原因で妊娠しにくくなってしまいます。

 男性も、女性ほど急激ではないものの、精子の老化により同じく35才頃からは妊娠させる力が確実に落ち、逆に異常を引き起こすリスクは増加していくとのことなのです。

 男性の場合は、その知識がない方が多く、子供を持つにあたり、自分の年齢は関係ないと思っている方が多数で、例えば50代の男性であっても、お相手探しでは、子供が欲しいからと34才以下の女性を希望する方が多いようです。
 男性が原因で妊娠できないこともあるという事実を、多くの男性が知る必要があります。

 そして、当の女性側の実態としては、あまり年上の男性は「恋愛対象にも結婚対象にもならない」「話が合わない」「無理に話を合わせている」「おじさんだとしか思えない」などと考える方が多いようですので、まず婚約まで到達する可能性は限りなく低いです。

 更には、運良く若い女性と結婚までたどり着いたとしても、前述の通り、自分(男性)が理由で<不妊>ということになる可能性が高くなりますし、まして女性は、自分が子供を産むために選ばれたと知れば、決していい気はしないことでしょう。

 なお、アメリカにおいては、夫婦の年齢が離れれば離れるほど、その<価値観>の違いから、後の離婚につながっているという調査結果も出ているようです。

 このようなことから、子を持ちたいのであれば、女性も男性も20代から33才頃までのうちに、年齢の近いお相手と結婚することが理想なのです。

 もちろん、夫婦ともに40代以上であっても子供に恵まれる可能性はゼロではなく、希望は持てます。 しかし、もう一つ重要なことは、親が高齢になればなるほど、新生児に異常がみられる可能性も高くなるということ。 40代以上で子供が欲しい方は、このような深刻なリスクについてもご夫婦で良く調べてこれを知った上で、婚活および妊活をする必要があります。

 特に重要なことは、<子を持つことに関する知識を男性側がしっかり持つこと>でしょう。
 子を産む女性は、当然ながら多くの知識を集めようとしますが、これに対し多くの男性は知識を持とうともせず、「そのうち子供ができるさ」と軽く考えがちだからですが、男性も不妊治療の現実を含めて、知識を持っておくことが必要なのです。 

 ちなみに、日本の平均初婚年齢は50年前の1970年度では男性26.9才で女性24.2才だったのですが、2000年度では男性28.8才で女性27.0才、そして現在の全国平均初婚年齢は2019年度で、男性が31.2才、女性が29.6才と、時代と共にどんどん晩婚化が進んでいます。
 中でも、首都圏は初婚年齢が高く、全国平均を引き上げています。

 ただし、「平均」は特に高い年齢層が増えていることで引上げられているという事実もあります。 これによって「みんなの結婚が遅くなっているんだ」との勘違いを持たれやすくなっているのです。

 意識しておいていただきたいのは、現実的に【婚姻届が提出されている女性の最多年齢は26才】であり、決して30才頃ではないということです。
 ですから、妊活期間も考慮し、【特に女性は、子供を二人持ちたいならばなるべく28才までには結婚、子供を一人が希望でも32才までには結婚すべき】だと一般に言われています。

 ご自身が30才以上で、まだ特定の相手はいないけども<絶対に子供が欲しい>方であれば、結婚相談所を利用されることは、時間を考えればやはり一番確実で賢い選択であると考えます。

 女性で32才を過ぎていたとしても37才くらいまでに結婚すれば、年齢と共に可能性は急速に落ちるとはいえ、まだ懐妊の希望は持てます。
( もちろん40代で妊娠される方も、割合は少ないながらおられます )

多様な選択がある

子供はいらない!もアリ

 現代は、人の結婚に対する考え方や子を持つことに対する考え方も多様化している時代です。 今や、結婚することも子を持つことも決して常識でも一般的でもなく、人それぞれが、どのように生きたいのかを、その人自身の考えに基づいて決めていけば良いのです。

 ただし、それには、しっかりと情報を収集して、本人が理解し納得した上で、結婚や子を持つことに関しての方向性を決めていただきたいと思います。

 「結婚なんてしない!」、そういう人生の選択をしている方々も今はたくさんいらっしゃいます。 独身を通す生き方もアリです。 初婚年齢が上がっている件は上に書きましたが、ここにはもちろん結婚できない訳ではなく、「結婚したくない」という方も多く含まれていて、実際は、このような考え方の多様化も、初婚年齢の数値を引き上げている原因の一つであるはずです。

 また、「結婚はしたいけど、子供はいらない!」という決断も、ご夫婦で二人のこれからの人生を話し合って決める選択の一つ。 現在でも多少は残っているものの、昔ほどは、夫婦に子がいないことで身内やご近所から何かを言われることは無くなりました。
 ただし、これからお相手を探す場合は、「子供はいらない」という同じ意思を持っている方を探すことが必要ですし、既にお相手がいる方の場合は、結婚前に子供を持つことに関して話し合い、意思を必ず一致させておくことが重要です。

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 以上、<子供を持つ>ことに関して、いろいろ考えていただく為、そして決断の根拠としていただくために記載してみました。
 この記事が少しでも皆様のお役に立てればと願っています!

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結婚相談所イトサーチKIKUCHI