男性が求める結婚相手と決断について

   【 コンテンツ 】
● 遺伝子的に男性が求める女性
● 婚活女性 33才の壁
● マッチングアプリと結婚相談所
● 婚活男女で一番重視される条件
● でも芸能人だったら年齢も・・・
● 男性が結婚をなかなか決心しない理由
● 男性が結婚の決め手としたもの
● 男性がプロポーズしたくなる瞬間

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 前回は、女性がどのような男性を希望しているかということと、その変遷についてお伝えいたしましたが、今回は「男性が求める結婚相手と決断について」についてお話ししていきたいと思います。

前回記事:女性の結婚相手の希望条件(変遷と現在)

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遺伝子的に男性が求める女性

 女性は男性よりも現実的だということや、男性の内面は実は弱く幼稚な場合が多いことなども前回お話しましたが、男性の希望の特徴を先に単純な言い方で言えば「金銭面等の現実的条件よりも、若くて美人・色っぽい・可愛い・安らぐ、などの感覚面に重点を置くことが多い」と言えます。

( ただ、結婚に関する各団体でのアンケート等では差し障りのないような言葉での真面目な回答となる為、ハッキリと上記のような言葉では出てこないことも多いです )

 そして特に、結婚相手探しではなく恋人探しである場合には、男性のこの特徴は顕著になる傾向があるのですが、これが結婚相手探しとなると、急に現実的な要素を真剣に考慮するようになります。

 ただし、これは当然、「あくまで一般的には」というお話であり、そうでない男性もたくさんいることは否定いたしませんが、< 異性に一目惚れ >は圧倒的に男性に多く、女性の場合は、相手を少しずつ時間をかけて本気で好きになるパターンが多いのは、遺伝子レベルでの男女の特徴の違いだと言えます。

 これは、男性は無意識の遺伝子レベルで、妊娠しやすい年齢の女性を選ぶようにプログラムされていることが理由であると言われています。

 婚活女性にとって耳の痛い話(または不愉快な話)とは存じますが、これもあくまで一般的にはというお話なのですが、子供を望む男性はもちろんのこと、そうでなくても、男性は自分の年齢が何歳であれ、たとえ50代であっても60代であっても、可能であるならば20代~32才程度までの女性を求めようとすることが多いものです。

 もちろん、男性が皆、20代の女性を好むという訳ではなく、若い子にはあまり興味がないという男性や年上好きの男性もそれなりにいますから、あくまで多数派というお話であることはご了承下さい。

 実際に女性が結婚している年齢(婚姻届を提出した女性)で一番多いのは、平均結婚年齢が上がってきた現在でも【 26才 】なのです。

( 統計上で女性の平均結婚年齢が上がっているのは、平均を引き上げる高い年齢層の割合が増えたという事情からであって、あくまで女性の最多の婚姻年齢は 26才 です )

 現在の女性が何歳までに結婚しているのかという目で見てみると、初婚女性の入籍年齢(2017年度)の全体における割合は、

 ・29才までに結婚した女性が、全体の約65%、
 ・34才までに結婚した女性は、全体の約87%、
 ・39才までに結婚した女性は、全体の約96%、

 という実態であり、結婚女性(初婚)全体の 約9割 は 34才 まで入籍していることが分かります。

 なお、男性の場合は、29才までが53%、34才までで79%、39才までで92%と約9割。
 男性でも、40代以降での初婚は約1割とやはり厳しいものになります。
 ただ、再婚を含めれば、一部の高年収男性だけは、40代50代でもけっこう簡単に結婚しています。

 私たちのような「結婚相談所」という存在は、20代の若い世代のより良い結婚にも当然貢献していますが、婚活のお手伝いの力が重要となる1割の、35才以上の女性や40才以上の男性の婚姻成立に大きな貢献を果たしているのです。

 「結婚紹介所」においても、もし仮にアドバイザーが男性会員に何も言わなければ、高確率で32才までの女性に男性からの申し込みが集中することとなってしまう(下記「33才の壁」参照)と思いますが、何度も若い女性からお断りを受ける内に学習して、お申し込みの対象年齢を上げていくことになるのが、生物学的・遺伝子レベルでの男性の特徴です。

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婚活女性 33才の壁

 婚活女性の33才の壁という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
 実際に婚活市場では【 婚活女性33才の壁 】が存在し、32才までは人気のあった女性が、33才になった途端に急に人気が落ちるという現象があります。

 なぜ中途半端な32才までになるのかというと、32才で結婚対象の恋人として出会うと、33才結婚・34才妊娠・35才出産、というように、実際に結婚しそして出産するのが早くても35才になるからなのです。

 35才以上の出産は一般に高齢出産という認識が多いだけでなく、そもそも妊娠の可能性が大きく下がる年齢でもあり、さらに流産・異常出産などのリスクも高まる年齢となります。

 当然のことですが、これは見た目が若いからということには関係なく、あくまで実年齢での話です。

 実際に国の統計からみても、現代でも出産した女性全体の8割が34才以下で、35才以上では出産の確率が低くなるのは確かであり、更に45才になれば、たとえ現代医療の力を用いても、出産の可能性はごく僅かとなります。

 そういった状況の中、「男性が結婚したい理由」の大きなものとして、「家族や子供を持ちたい」というものがあります。

 もちろん夫婦二人でも家族ですので、子供にこだわらない男性であれば「結婚」によってその希望は達成できますが、「子供が欲しいから」と言う男性も当然多く、この場合は「結婚相手=健康な子供を安心して産める女性」という図式になるのです。

<子供は欲しいですか?>は、こちら

 このようなことから、年齢でフィルタリングのできる結婚相談所データのお相手検索で、男性が「女性32才まで」で検索をすることが多くなることが、33才で急激に人気が落ちる(そもそも検索されなくなる)「壁」の理由 なのです。

 もちろん、その婚活男性が子供を持つことを希望していない場合は、33才までで区切られることはないと思いますが、それでも一般的には、自身の年齢よりも年下の女性を希望し検索対象とする場合がほとんどです。

 ぜひ、こちらも参考にどうぞ
 → 「一つ歳上の女房は金のわらじを履いてでも探せ」とは ←

 さらに言えば、2人以上の子供を望む男性の場合であれば、当然前述の理屈から、28才あたりで対象女性の限界ラインとなってしまうのです。

 なお男性側については、婚活女性から最優先される項目が収入であるため(これはこれで厳しい現実)、女性ほど年齢ですぐに切られることは少ないのですが、それでも、この33才に10才プラスした43才程度で、婚活市場では人気が急落する傾向は見られます。
( さらに、男性の35才も一般には20代女性から相手にされなくなるラインだとされています )

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マッチングアプリ
 と 結婚相談所

 あるデータで見たことがあるのですが、「恋人探し向けのマッチングアプリ」の会員で結婚を見据えて(結婚目的)活動している会員は一割程度であるとのことでした。( 婚活専用のマッチングアプリは除きます )

 つまり、「そもそも、結婚相談所とは会員として揃っている異性が全く違う」ために、そこでモテる男女の特徴もやはり異なってくるのです。

 このような理由から、「恋人探し向けのマッチングアプリ」でとても人気のあった(男性からモテていた)女性が、「結婚相談所」に入会すると何故か男性からのお見合い申込みがとても少ない、などという現象や、その逆に、「恋人探し向けのマッチングアプリ」で全く人気のなかった女性が、自分の妻となれる人を真剣に探している「結婚相談所」では、人気の女性となってすぐに結婚が決まった、という現象も起きるのです

 例えば、綺麗なブランド品で身を固め、見た目もとても華やかで【優雅・美しい】という言葉がピッタリの女性がいたとします。
 このタイプの女性は「恋人探し向けのマッチングアプリ」ではとても申込みが多いと思われますが、結婚を強く意識した「結婚相談所」では「とてもお金のかかりそうな女性」「浮気しそうな女性」としてむしろ男性からは敬遠される傾向にあります。

 そして、結婚相談所では当然、好条件の多く揃った男性であればあるほど、若いうちに同年代の若くて条件も良い女性にガッチリと捕まえられることになりますので、ここを踏まえても、女性の結婚相談所への登録は、年齢で言えば、本当は若い20代の内にするのがベストなのです。

 だから、結婚相談所を最後の砦と考えて、「35才過ぎてもダメだったら結婚相談所を考えようかな」と考えている女性は、入会後に「私がこんなにもてないはずがない」と悔しい思いをすることになってしまうのです。

 例えば25才女性と35才女性では、ご本人の苦労する度合いや悔しい思いをする度合いが「これほどまでか」と思う程、全く違うという現実を、少しでも早いうちに知っておいていただきたいと思います。

 これには、別の要因として、男性側の勝手な想像(35才まで独身だったならば「気が強くワガママに違いない・プライド高いに違いない・仕事優先に違いない・生活のルールが確立されているに違いない・子供は持てないに違いない・性格や家庭などに何かしら問題があるに違いない」など)も影響してきます。

 これによって、「もしかしたらすごく良い女性なのかも知れないけど、リスクは避けておこう」という意識が働いてお見合いの申し込みを避けてしまう、という現象が起きる為という理由もあるのです。

 結婚相談所には、実は20代の女性会員も、一般の人が想像する以上に多く登録されているのです。
 でもこれにより、放っておけば男性からの申込みの多くは若い20代女性へ流れ、結果として男性側もお断りされてばかりになる、という悪循環に陥ります。

 ですから、もちろん、多くの結婚相談所では、このような「先入観」を持たないように男性会員にお話しをするはずなのですが、それでもこの影響は少なからず出てしまうようです。

 もしあなたが男性であれば、男性も40代となれば同じように女性から「~に違いない」という間違った先入観の影響でお見合いを避けられることも出てくるという逆の立場に置かれることを理解しておいて下さい。

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婚活男女で一番重視される条件

 とにかく、結婚相談所において一番重視されている条件は、ハッキリしています。

 結婚においては男女ともにお相手に様々な条件を求めるのは当然ですが、中でも結婚相談所において一番重視される条件は、

 【 男性の場合は「 年 収 」】であり、
 【 女性の場合は「 年 齢 」】
          なのが現実です。

【 男性84%が女性の年齢を重視/女性93%が男性の年収を重視 】
 (出生動向調査2015年)

 少々失礼な言い方にはなりますが、上記を分かり易く例えるならば、
婚活の世界では、以下のように考えると、男女ともに婚活難易度がイメージしやすいかと思います。

 以下は、【男性の年齢を30代半ばと仮定】した場合に、男女が婚活難易度をイメージする為の、あくまで「例え話」として挙げています。

24才の女性 
 多くの人が望む年収800万円の高年収男性
 (データ上では多くいるように見えるが、
   共に希少価値が高く極めて激しい競争率)

28才の女性 
 次々に結婚が決まっていく年収500万円の男性
 (共に異性から見ればギリギリ理想のライン)

34才の女性 
 婚活が厳しくなってくる年収350万円の男性
 (異性から見れば少し妥協して結婚を決心)

また、以下のような男女の特徴の違いもあります。

 まず、女性の場合は、男性の「年収」を最重要としつつも、その他の多くの条件をクリアした男性を原則求めます

 これは、当然ですが結婚を今後の長い生活という現実に結びつけていることや、一般に男性よりもリスクを嫌うこと、そして男性に比べて再婚が不利であることなどの影響です。

 次に男性の場合ですが、単純に女性の「年齢」と、そして「見た目」の2点にかなりの重点を置き、他の条件には意外と固執していないことが比較的多いということが言えます。

 そして男性は特に、婚活ではない恋人探しの場面では、その特徴が露骨に大きく出てきます。

 ただ、これが結婚相手探しとなると、やはり今後の生活を考える為、性格などの内面もそれなりに影響してくるように変化します。

 ただしその場合でも、第一関門は、「(恋人探しよりも希望レベルを下げた)年齢と見た目(写真)」であることに違いはなく、この第一関門を通過した女性でない限り、どんなに内面が良い女性でも検討の場にすら上がることがないという残念なことになってしまうのです。

 だからこそ、結婚相談所における女性の婚活の場合には、この残念な状況を回避する為に、(年齢は変えられないので)変えられる「見た目」、つまり「会員データとして最初に表示される写真」に力を入れる(化粧・服装・表情・ポーズ・背景など)ことが男性以上に重要となるのです。

 なぜなら、第一関門である写真での印象さえクリアできれば、持ち前の内面の良さで結婚というゴールまでたどり着けるのに、この男性の特徴を知らずに適当な写真で登録し、その写真写りの悪さが原因でお見合いが決まりにくいという女性もそこそこいるからです。

 ただし、実物と異なるほどに美しい写真にしてしまうのは、お見合が成立した後で、即交際お断りとされてしまう原因にもなる為、逆効果ですからやめましょう。

女性も、実は「第一関門として男性の見た目」を気にするのですが、結婚相手選びの場合には、その重要度合い、つまり「見た目の合格点」は男性のそれよりも低い上に好みも多種多様となる為、ある程度の男性であれば誰かしらの合格圏内には入れます。 ただ、女性は「年収」を筆頭に、他の様々な条件を含めた総合点で見る傾向が強いので、男性の場合は、プロフィールデータを必ず充実させることと、その内容に気を配ることがとても重要となります )

 年齢については、もし女性が、「女性だけ年齢を重視されるのは失礼だ!」と感じるのであれば、男性が「男性だけ収入を重視されるのは失礼だ!」と感じることと同じです。

 「それは意味が違う!」と感じる男女それぞれの理屈があることも分かります。

 女性は「収入は年齢と違って努力次第で上げられるでしょう!」と不愉快になるでしょうし、男性は「要は金目当てだろう、若い時にいい気になってたからでしょう!」と不愉快になることでしょう。

 こうなると、男女の不満はずっと平行線をたどることとなります。

 ここで勘違いしていただきたくないのは、【年収が低い男性】と【年齢が高い女性】はダメ、ということでは決してなく、あくまで第一番目のハードル(壁)として男性は年収・女性は年齢(と見た目)が最優先されているという事実をまず知ることが重要だということです。

 そして、このことを理解した上で、その目線での自分自身を客観的に想像し、自身の有利・不利を見極めて婚活を進めることによって、結婚と言うゴールへの近道が見つかります。

 また逆も同様で、男性も女性も互いに、前述した異性が感じている不愉快さを少し理解して、女性ならお相手の年収・男性ならお相手の年齢の条件を少し緩めてみることで、「実は自分にとって、とても良いお相手だった」という人を見逃すことなく出会える可能性が大きく広がります。

あなたの赤い糸には誰がつながっていますか?
「運命の赤い糸」の由来のお話はこちらから
→ < 運命の赤い糸の由来 > ←

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でも芸能人だったら年齢も・・・

 女性の【 33才の壁 】については、前述した通りですが、とは言え、芸能人の場合では、女性34才での結婚はとても上手くいく夫婦の結婚年齢のようです。
 興味のある方も多いでしょうから、参考までに記載しておきます。

 例えば、下記のような女性芸能人が34才で結婚していて、幸せに暮らしています。
 ・ 伊藤 蘭 (夫、水谷 豊)
 ・ 渡辺満里奈(夫、名倉 潤)
 ・ 小 雪  (夫、松山ケンイチ)
 ・ ベッキー (夫、片岡治大)
 ・ 安倍なつみ(夫、山崎育三郎)

 芸能人の女性については、一般女性よりも、収入が高いことや若く見えることなども影響していることでしょう。

 ですので、これを一般女性に当てはめても、【 収入が高めの女性で年齢よりも若く見える女性 】については、33才の壁は少しだけ上の年齢に置き換わるだろうと言えます。
 それでも、壁はせいぜい2~3才上がる程度でしょう。

 それだけ実年齢は、見た目の若さに関わらず、女性の婚活には大きな影響を与えるものなのです(理由は前述した出産年齢の影響が大きい為)。

 ただ、一般人においては、芸能人の場合とは異なり、あまりに高収入過ぎる女性は、他の条件が悪くない女性であっても、むしろ避けられる傾向があります。

 これは具体的に「年収いくらからが高収入過ぎる」ということではなく、あくまで男性の収入との対比(どの程度の格差か)になりますから、お相手次第では500万円でも高収入過ぎると思われる場合もあれば、1千万円以上であってもそうではない場合もあるはずですが、現在の婚活男性の一般的な収入から考えても、概ね年収800万円程度以上の女性は避けられる傾向が高くなるだろうと思われます。

注記: 結婚相談所の各連盟および大手企業では、そのほとんどで女性側は年収登録自体が不要もしくは年収公開が不要の為、結婚相談所の場合は、男性会員側がお相手女性の年収を事前に知ることは通常出来ず、直接の会話の中で知る可能性のみとなります。時代に合わせた変化が出来ていない業界であるのが現状です。 )

 これは、男性が感じる、コンプレックス・敗北感・男性特有のプライドなどの影響があります。

 もちろん、中には女性に養ってもらいたいと言う考えの男性もいますから、一概には言えないのですが、結婚相談所に登録する会員には、このようなタイプの男性は比較的少ないだろうと思われます。
( 事例としては、お相手男性の3倍近い年収で成婚した例もあるそうです )

 やはり、一般人は芸能人と同じようにという訳にはいかないようですね。

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男性が結婚をなかなか決心しない理由

 一般に男性は、女性と比べて、なかなか結婚を決心することが出来ない(決心しない)ものなのですが、それには様々な理由があります。
 「どうしてなの?」と思う女性に向けて、以下に挙げてみたいと思います。

・精神年齢が同年代の女性と比べて
   一般的に低い(幼稚)であること
 ( → 平均3才程度、男性の方が
    低いと言われているようです )

・妻や今後出来る家族を一生養って
   いけるのだろうかという不安
 ( → 今や大手勤務でも仕事や収入の
    長期安定がとても難しい時代

・結婚後に抱える責任が、
   法律的にも格段に重くなる
 ( → 気楽に自由に生きていくような
    人生は、一生捨てる覚悟 )

多くの女性と付き合いたい
   という遺伝子的願望
 ( → 一般的には女性に比べて圧倒的に、
    数多く付き合いたい願望は強い )

・奥様に行動も縛られた周囲の
   既婚男性を見て、幸せそうに思えない
 ( → 結婚の幸せな面よりも、
    不幸せそうな面ばかりが目に付く )

・昭和の頃と全く異なり、便利に
   なったことで一人でも生活に困らない 
 ( → コンビニの普及や、
    多くの便利な家電の登場など )

・自分の使えるお金が格段に減少する
 ( → お相手によっては趣味に
    対するお金すらも使えなくなる )

結婚したら今の彼女とは変わってしまう
   のではないかという不安
 ( → これはお互い様なので、
    男女共に同じことが言えます )

・知人から「男にとって結婚は人生の墓場
   だと言われた
 ( → 命を捧げてもいい女性から
    感謝されながら人生を終える幸福も )

 昭和の時代であれば、結婚イコール社会的ステータスでもあり、実質的には会社で出世する最低条件であったりもしたものですが、現在では男性にとって何としても結婚したいと考える理由があまりなくなってきているのです。

 特に、自分の子供を欲していない男性にとってはなおさらのことです。

 だからこそ、前述の各理由と合わせ、この時代背景もあって、現代は男性が余計に結婚を決断しにくくなっているのです。

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男性が結婚の決め手としたもの

 では、そんな男性が「この人に決めた!」と結婚を決意するのはどんな「決め手」によるのでしょうか。

 様々な団体でのアンケート結果を調べてみると、順位で記されていることも多いですが、その順位は調査結果(調査団体)ごとにバラバラであった為、ここでは順位としての発表は意味がないのでいたしませんが、「結局、重要な決定打はこういうものだ」ということを挙げていきたいと思います。

 それは、以下のようなことでした。

※ 価値観や性格が合い、一緒にいて安らぐ
※ 容姿(顔や体形など)が自分の好みだった
※ 金銭感覚が合い、浪費もしない
※ 自分の仕事と趣味に理解がある
※ 一緒にいるといつも元気をもらえる
※ 趣味が同じだったので
※ 心が広くおおらかで優しい性格
※ 家庭のことを安心して任せられる
※ 共働きに理解がある女性
※ 交際期間が長くなり、彼女の年齢を意識した
※ 転勤が決まり、離れ離れになるのが嫌だ
※ 料理が上手で自分好みの味
※ 互いの家族と仲が良い
※ 男性との交流が少ない(男友達がいない)
※ タバコを吸わずギャンブルをしない

 これらが、男性がこの人と結婚すると決める「決定打」となった項目だったようです。
 特に、これらの内の複数が重なっている場合に結婚をハッキリと意識するのです。

 なお、女性の職業については、女性の職場というイメージからなのか、優しさを連想するからなのかは分かりませんが、保育士さん、看護師さん、事務員さんなどが婚活男性目線で人気のある職業のようです。

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男性がプロポーズしたくなる瞬間

 またこれとは別に、男性には、急に感情が高ぶって「どうしてもこの人を妻にしたい」と思うタイミング(瞬間)があるのですが、それはどんな瞬間なのでしょうか?

 言い換えれば、前述の項目で既に結婚を意識に置いている男性が、「すぐにでもプロポーズしたい」という気持ちになる瞬間のことです。
 例えばという事例を以下に挙げておきます。

例えば・・・

・ 仕事で疲れた又は落ち込んだ時にも、
   いつも笑顔で癒してくれる人だと気付いた瞬間


・ 病気やケガをした時に、親身になって
   看病をしてくれていることに気付いた瞬間


・ 彼女側の【落ち込み・病気・ケガ】を

   どうしても救ってあげたい(守りたい)と
   感じてている自分に気付いた瞬間


・ 何かでピンチに陥った時に最後まで
   自分を信じてついて来てくれたと感じた瞬間


・ コンプレックスである俺の欠点を
   全く気にしていない人だと感じた瞬間


・ これまでの人生で、自分にとって
   これほど良い女性はいなかったと感じた瞬間


・ 手料理に愛情がこもっていることを感じた瞬間

 男性は、上記のような瞬間に「プロポーズを意識」するのです。

 そして、これと同時に男性にとっては、「この女性を一生守り抜くことが、(収入面含め)この俺に本当にできるのか?」という自問自答に悩む時期がくるのです。
 世の男性は、これを乗り越えた時に初めて女性に「プロポーズ」が出来るのです。

 現代は、昭和の時代とは状況が大きく異なり、大企業勤務者ですら「定年までの安定」を期待することが出来ない時代になっています。

 この先の未来にある人生の大波を、工夫しながら乗り切らなくてはならず、また、収入の男女差(特に20代30代の)も縮小している為、結婚適齢期の男性で、カッコ良く「俺に任せれば俺が一生お前を守る」などと言えそうな人は、ごくごく少ない割合の成功者(または過剰な自信家)のみになっています。

 そして前述したような瞬間に、男性の中で「好き」の気持ちがMAXになり、「抱えるリスクや問題なんかは後で対処すれば何とでもなるさ」と開き直ることが出来た瞬間にようやく実際にプロポーズが出来るのです。

 だからこそ、女性側にも「何事も一緒に頑張るから!」という姿勢を男性に見せることが必要で、この後押しがあってこそ、男性は前述の「自問自答の悩み」をぬぐい捨ててプロポーズに踏み切れるのです。

 女性は、なかなかプロポーズをしてくれない男性にプロポーズの決心をさせる為に、ぜひこのポイントを理解しておいていただきたいと思います。

 そして、少しくらい演技が混じったとしても構いません、好きな男性から「命がけで君を一生守りたい」と思われるような存在になれさえすれば、あなたの勝ちです。

 また、結婚後も「夫に対して少しだけ感謝の気持ちを口にする」ことで、「金なんてどうでもいい、この女性さえ幸せならば」と思える男性もけっこう多いものです。

 そうなれば、< 多少の演技があることに後で気付いても > 男性はずっとあなたを大切に想い続けてくれるはずですから。 男とはそういうものです。

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