歳の差婚はオススメなのか要注意なのか

   【 コンテンツ 】
「歳の差婚」の定義
「歳の差婚」の現状
「姉さん女房」は増えている
● 男性と女性の独身人数の割合
「歳の差婚」は離婚が多いのか
「歳の差婚」のデメリットとメリット
● 結局、オススメなのか要注意なのか
「20才以上の歳の差婚」の有名人

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 「歳の差婚」という言葉自体は、ほとんどの人が聞いたことがあるではないでしょうか?
 芸能ニュースなどでも耳にすることが多いですからね。

 でも、実際に婚活男性・婚活女性で、自身のお相手としてこの「歳の差婚」を意識して活動している方は、決して多くないと思います。

 ここでは、「歳の差婚」の現状や注意点など、さらに婚活市場での男女の割合、結局「歳の差婚」はオススメなのかどうか、などについてお話していきます。

「歳の差婚」の定義

 そもそも、「歳の差婚」とは何歳以上離れた夫婦のことを言うのでしょうか?

 「歳の差婚」は当然、年が離れたカップルの結婚のことを言うのですが、実は「何歳以上離れている場合」などという正式な定義は一切なく、あくまで歳が離れているイメージがあれば「歳の差婚」だと言うことが出来ます。

 では、そのイメージなのですが、一般的にはどの程度を指すことが多いのでしょうか?

 いくつかの調査結果を見てみますと、「10才以上離れている場合」には、一番多くの人(半数以上の人)が「歳の差婚」であるとイメージするようです。

 実際、男性が年上の場合であれば、夫が5歳年上なんて夫婦はざらにいますから、わざわざ「歳の差婚」とは言わないでしょうし、上記の「10才以上」はやはり妥当なラインなのかも知れませんね。

 だた、5才差程度までは「同年代・同世代」だと考える人も多いので、10才差までいかなくとも、6才以上離れていれば一般的には「歳の差婚」という言い方をしても許される範囲内ではあるでしょう。

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「歳の差婚」の現状

 「歳の差婚」にはもちろん「男性が年上」の場合と「女性が年上」の場合の2通りがあります。

 現実的には、「男性が年上の歳の差婚」は、男性側はもちろんのこと、女性側でも10才程度ならば許容するという方が多くいる一方で、「女性が年上の歳の差婚」は男性側も女性側もその差5才程度までが許容できる限度だと感じている方が多いようです。

 そして、「男性が年上」という歳の差婚と「女性が年上」という歳の差婚を比べてしまえば、【男性が年上の歳の差婚の方が圧倒的に多い】です。

 例として、【初婚同士、かつ4才以上の差】がある夫婦のデータ(人口動態調査H30年)がありましたので、これを見ると、女性が年上は全体の6.4 %、男性が年上は全体の25.0 % でしたので4倍の差がありました。
 よく耳にする割には意外と少ないという印象ではないでしょうか?

 ではさらに、10才以上も離れた「歳の差婚」のご夫婦では、どの程度の割合でいるのでしょうか?(再婚を含む)
 20才以上の年齢差は「ごくまれ」である為、10才差から19才差で見てみますと、

 ・男性が 10才以上年上(~19才年上)である夫婦は、
   → 全体の【 3.8 % 】
 ・女性が 10才以上年上
(~19才年上) である夫婦は、
   → 全体の【 0.47 % 】

 という調査結果で、とても少ない割合となります(国勢調査H27年)。
 10才以上という条件にした途端に、男女で8倍もの差となります。

 つまり、男性が10才以上年上である夫婦でも100組に4組程度と少ないのですが、
 特に、女性が10才以上年上である夫婦は、200組に1組程度と本当に少ないのが実態です。

 男性が年上での歳の差婚の方が成立しやすい理由は、例えば子を持ちたい場合の<40才の男性と30才の女性>や、子は執着しない<50才男性と40才女性>などですが、共通して言えるのは、【年下女性を求めたい男性】と【子育てや結婚後の生活での金銭的安心感を求めたい女性】との利害が一致する為です。
 ただし、当然のことですが、この条件を満たせるのは【高年収の男性のみ】です。

 年齢が10才近くも離れた歳の差婚に関しては、同年代の中で高年収ではない男性は、原則的にはあまり関係のない世界のお話だと言えるでしょう。

 逆に、女性が年上の「歳の差婚」が成立する条件は様々あるでしょうが、男性は女性よりも「愛情が理由で結婚」することが多い為、その男性に好かれる為の努力をたくさんしてきた女性が多いと思われます。
 しかも、前述の通り、年齢差が開けば開くほどゴールの壁は高くなります。

基本的には、同世代(近い年齢)での結婚を希望される方が大多数であるのが現状です。

なお、男女が結婚相手に求める条件については、それぞれ以下の別記事にてご確認下さい。

【 男性が求める結婚相手の希望と決断 】

【 女性の結婚相手の希望条件(変遷と現在)】

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「姉さん女房」は増えている

 とはいえ、女性が年上の「姉さん女房」の夫婦の割合は、実はこの50年間でどんどん増加し、2倍以上(約2.5倍)になっていて、現在では結婚する夫婦全体の約4組に1組の割合(24%)で「姉さん女房」の夫婦になっています(人口動態調査H27年)。

 先程、女性が年上で10才以上の歳の差夫婦はほとんどいないお話をしましたが、近年増加している姉さん女房は、大多数が3才以内の歳の差婚であるというのが現実です。

 実際の夫婦の年齢差の数値データを見ても、男女全体の内、妻が年上という夫婦で、歳の差4歳以上は 6.4 % に対し、歳の差3才までが 17.6 % となっていました(人口動態調査H30)。

こちらも参考にどうぞ・・・
「一つ歳上の女房は金のわらじを履いてでも探せ」とは ←

 この男女でのズレは単純に、男女がパートナーに求めるものが違うからだと思われます。
 割り切って言ってしまうならば、「男性は女性の若さを求め、女性は男性の財力を求める」からだ、という言い方も出来ます。

 ( 昭和の時代であれば、男性が女性に強く求めるものに「家事力」もあったのですが、すべてが便利になった現在ではその影響は小さくなっています )

 もちろん、「そんな人ばかりではないよ」ということは十分理解していますが、一般的には、この影響が大きいことも確かなのです。

 最初に書いたように「姉さん女房」は徐々に増えています。
 つまり、もし「年下男性がいいな」と考えている婚活女性であれば、少しでも早い(若い)うちに5才以内の歳の差のお相手から見つけることが、成功のカギとなります。

(「恋愛マッチングアプリ」の場合は、女性が5才以上年上でもカップル成立となる場合が「結婚相談所」よりもだいぶ高いので、絶対に年下男性を狙いたい女性はここを使う手段もアリではあります。 ただし、真剣に結婚を考える男性の割合が低く、体目的で登録する男性もいる上に、男女共に勧誘目的や財産狙いであることも多い中、相談ができる仲介者も存在しない為、お勧めはできませんが、利用の際には十分に注意の上で活動して下さい。 )

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男性と女性の独身人数の割合

 ここで少し、独身男女の人数の差についても記載しておきます。

 皆様の中には、日本の独身男女の数は約340万人男性の方が多いという話を聞いたことがある方もいるかと思います。

 ただしこれは、100才以上の配偶者を既に亡くした老人までも含む全年齢層での話なので、婚活においては現実的な数値ではありません。

 そこで、【20代~50代】に絞ってみると、それでもやはり約300万人男性が多い状態(1200万-900万)で、【20代と30代】だけに絞ったとしても、約140万人男性が多く(800万-660万)なっています。(2015年度)

 つまり、今の日本では大雑把に【 4:3 の比率で、独身男性の方が多い 】のです。
 結婚適齢期だけに絞ってみても、20才~34才 で 99万人 もの男余り状態です。

 ならば女性側は選び放題のはず・・・。
 でも
実態は違います。

 なぜかと言うと、単純な人数では上記のようになるものの、この独身男性の数の中には下記のような人たちが相当数いるからなのです。
(これらは女性側も同様とはいえ男性側が圧倒的に多い)

 ① 収入、その他何らかの事情で
    結婚できないと考えている男性、
 ②「婚姻」に拒否感があり
    そもそも結婚する気のない男性、
 ③ 結婚する気はあるものの
    今しばらくは結婚したくない男性、
 ④ ものすごく好きになった女性が
    現れない限り、独身がいいと思う男性
 ⑤ 自分に自信がなく、結婚相談所等の
    婚活市場に上がってこない男性、
 ⑥ 女性もしくは生身の女性に興味のない男性、

こちらもどうぞ→今どきの「結婚したくない」の声

 これらを男女ともにすべて除いて考えたものが、一番分かり易いものではやはり結婚相談所における会員構成です。

 なぜなら、結婚相談所はその入会条件と集まる男女の層から、婚活の場所として一番、「結婚できる条件を持っていて、かつ、すぐにでも結婚したい男女だけが集まる場」だからです。

 そこで、2021年度での各種結婚相談所の会員構成を見てみますと、たいてい女性の方が多い構成比率となっています。

 ここから分かるように、【 実際に結婚できる条件が揃っていて、その意思も強い独身男女 】に絞ると独身男女の割合は逆転して女性の方が多くなり、少しではありますが「女性余り」の状態となっています。

 更に、その少ない割合となった男性の中から、女性たちのメガネに叶った男性だけが、複数女性からの集中争奪戦となる訳ですから、実質的な男性の割合はさらに減り、単純人数では独身男性の方が圧倒的に多いはずの日本で、女性が婚活でとても苦労するという現象が起きるのです。

 例えば、30代前半で年収600万円の安定企業にお勤めという男性で、その他の条件(顔・身長、他)も普通程度以上であるならば、女性からのお見合い申込みは殺到しているということを女性側も理解(想像)して活動していくことが必要です。

 また一般には、高収入女性は自分より収入が高い男性を求め、低収入男性はプライドから高収入女性を拒絶する、という兆候がある為、高収入女性と低収入男性の結婚がほぼ成立しないことも、女性余りをさらに助長しています。

( 男性は男性で、太古の昔から変わらぬ厳しさを味わっています。 つまり一部の強いオスがメスを独占し、多くのオスは諦めの中で生きてきたのです。 つまり、法律が一夫多妻制を認めていなくても、現代の婚活でいうならば、一部の男性は何度も再婚して時間差で実質的一夫多妻制を実現し、逆に多くの男性は一度も結婚できないという現象です。)

 ですから、婚活が今一つ上手く進んでいないと感じている女性の場合、「歳の差婚(男性がだいぶ年上)」を含めて検討してみることは、(一般的な男性がなるべく若い女性を求めたい気持ちとも相まって)女性の最優先条件となることの多い「男性の年収」の条件を満たすための手段としても、とても有効に働くことが多いのです。

( 昭和の時代に、男性が年上の「歳の差婚」の割合が現在より多かったのも、格差の広かった収入面が大きな理由となっていました )

 なお、時代に合わない悪しき慣習だという人もいますが、結婚相談所においては、男性側は年収証明を提出しての年収登録が必須であるのに対し、< 女性側は年収登録自体が不要 >というルールの連盟(及び大手企業)がほとんどである為、お付き合いが進んで直接お話しない限りは、男性側が女性の年収を知ることは出来ません(しかも証明はありません)。

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「歳の差婚」は離婚が多いのか

<離婚の可能性は確かに高くなる>

 日本での離婚率は、これだけをとった正確な統計はないものの、全体的総数では一般には生涯で3割程度であると言われています。

 これに対し、「歳の差婚」での離婚率は 2.5 倍 程度に膨れ上がるということが言われています。

 もちろん、「何歳差なのか」と「男女どちらが年上なのか」によって大きく変動するので、この 2.5 という数値そのものには大した意味はないのですが、とにかく「年齢差が大きく開けば、最終的には離婚につながる可能性も高くなる」ということは確かなようです。

 そしてまた、この離婚率は、歳の差が離れれば離れるほど高くなる傾向はハッキリしています。

 年齢差5歳未満と5才以上の夫婦を比べると、その離婚率は 約2倍 にもなるという調査結果もあるようです。

 それは、育った時代と環境が大きく異なれば、やはり価値観・考え方・時代の思い出なども大きく変わるからだということが言えます。

 また、これは海外なのであくまで参考程度ということになりますが、アメリカで行われた調査によると、年齢が1才離れるごとに離婚率がどんどん増加し、10才離れれば39%、20才離れれば95%が離婚するという結果も出ていました。

 年齢差が5才以上ある場合に、5才未満の場合に比べて、離婚の原因として急増する(つまり歳の差婚の場合に増える)のは、やはり歳が離れているがゆえに、年齢の若い側による「浮気や不倫、そしてお金のムダ使い」があるようです。

◎ ◎ ◎

< 歳の差婚で離婚の可能性を減らすには >

 「歳の差婚」の場合は、離婚の可能性が高くなることは分かりましたが、少しでも「歳の差婚」を検討している方にとっては、「だったらどうすれば離婚の可能性が減るの?」ということが重要なのだと思います。

 以下に、「歳の差婚」で離婚の可能性を減らす為のポイントを記載します。

◆ まだお相手が決まっていない場合は、前述のお話の通り、年齢差が広がれば離婚率も上がるということから、あまり年齢差が大きくないお相手を選ぶ

◆ 結婚までに必ず様々な問題について良く話し合ってすり合わせておく

◆ また、結婚後も意識して同世代婚カップルよりも話し合いを多く持つ

◆ お互いに、定期的に感謝の言葉をしっかり口に出すことを意識する。

「子はかすがい」と言います。可能なら、お互いに子を諦めないで済む年齢で結婚して子を持つ。

◆ ただし、高齢出産には母体にも大きなリスクが伴う為、諦めるべきかどうかは二人の意思を一致させておくこと。

◆ 好き嫌いだけでなく、極力、価値観(金銭感覚・好き嫌い・子の教育方針)が近いお相手と結婚する。

共通の趣味を持つようにする

◆ どちらが年上であれ、年上側は若さを保つ努力を惜しまないこと。

年齢に関わる話はなるべくしない(お互いが不快なだけ)。

◆ 年上側に気持ちの面で負い目があっても浮気は許さないこと。

◆ 夫が年下の場合、プライドを傷つけないよう注意する(特に収入面)。
 (男はプライドを食べて生きている動物)

◆ 夫が年下の場合、甘やかし過ぎるといつかは母親扱いになってしまう。

◆ 年上妻の場合、夫はもちろん本人も「おばさんになった」などと決して言わない

◆ 歳の離れた年下妻の場合、妻をあまり束縛し過ぎないように意識する。

年上側の昔話は、なるべく避ける
 (子供の頃の話を伝えることは良いが、時代背景や流行りものなどの雑談はあまりしないように)

◆ 「歳の差婚」であることの悪口やからかいを言ってくる人間との関りを避ける

◎ ◎ ◎

以上のような様々な努力をすることで、「歳の差婚」であっても将来に離婚となる可能性を最小限に留めることが可能です。

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「歳の差婚」のデメリットとメリット

 「歳の差婚」では、どんなデメリットがあり、その反面どんなメリットがあるのでしょうか?

 今、まさに「歳の差婚」を検討している方も、これを理解した上でないと、幸せな結婚は望めません

「歳の差婚」のデメリット(問題点)

 【  】
 ・結婚に際し、親や親戚から祝福されない
 ・遺産等、お金目当てでの結婚の可能性
 ・離婚する可能性が高くなる
 ・常に浮気の心配をし、疑心暗鬼となる
 ・夫が年下側の場合、幼稚で頼りなく感じる
 ・ジェネレーションギャップで話が合わない
 ・育った時代が異なる為、価値観が違う
 ・相手を異性として見られなくなる可能性
 ・どちらが年上でも子供は出来にくい
 ・孫が出来ないことで両親が悲しむ
 ・若い側は早く老けやすい(見た目・考え方)
 ・いつか相手の老いが耐えられなくなるかも
 ・相手が要介護の年齢となるまでが早い
 ・相手が亡くなった後も自分の人生は長い

「歳の差婚」のメリット(良いこと)

 【  】
 ・夫婦喧嘩になりにくい
 ・年上側に経済力がある
 ・年上に甘えることが出来る
 ・豊富な人生経験から若夫婦より失敗が少ない
 ・若い側は早く人間的な成長ができる
 ・夫が若い側の場合、定年等の将来の不安が減少
 ・年上側は若さをもらえ
   気持ちや見た目が、若く健康でいられる
  (特に年上女性にとっての意味は大きい)
 ・婚活(結婚相談所)では歳の差を許容する
   ことで、良い相手と出会える可能性も上がる

◎ ◎ ◎

< 子供に関する下記2つの投稿記事も参考にどうぞ >
子供がどんどん減っていく

子 供 は 欲 し い で す か ?

 このように、メリット・デメリットを考えると、その数だけでいえば、基本的にはデメリットの方が多くなります。

 でも、たった一つのメリットでもその人にとっては、とても重要な意味を持つ場合だってありますから、必ずしも「歳の差婚」がデメリットだらけということにはならないのです。

 「歳の差婚」を少しでも考慮しながら婚活を進めたいと考えている方であれば、とにかくこのメリットとデメリットを事前に理解しておくことが大切なのです。

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結局、オススメなのか要注意なのか

 ここまで読んでいただいた方には、もうお分かりだと思いますが、「歳の差婚」がオススメか要注意かということの答えは、婚活をしているその人その人の状況次第で、オススメにもなり要注意にもなります。(ここでは10才以上の歳の差をイメージしています)

 以下に「要注意な人」と「オススメな人」をそれぞれ記載していきます。

◎ ◎ ◎

かなり年下を検討している場合に要注意な人

 ・ 男女とも、財産・家柄・地位・遺産などが多いまたは高い人
  → 相手があなたの魅力ではなく打算的に結婚を狙っている可能性

 この場合、「そうではない」と本当に信じられるのか、あるいは逆に「たとえそうでも構わない」と思えるのかがカギとなります。

 ・ 男女とも、近い将来お相手に逃げられるのではないかとビクビクしている人
  → 自分が苦しいだけでなく、お相手の束縛にもつながります

 最悪の場合の開き直りと覚悟が持てないようなら要注意。
 最初からビクビクしすぎるようであればそもそも上手くいくはずがないので、お勧めできません。

◎ ◎ ◎

かなり年上を検討している場合に要注意な人

 ・ 男女とも、年上のお相手がずっと今現在のままの魅力だと勘違いしている人
  → 相手がだいぶ先に老けるという事実を本当に理解できていますか?

 渋い大人の男性だった夫も、熟女の魅力があった妻も、必ず自分よりもずっと早く老人になります。

 お相手の将来の介護も含め、その人を本当にずっと愛し続け、大切に出来る覚悟があるのかどうかがカギとなります。

 特に、男性側がかなり年上の場合は、平均寿命から考えれば、一般に女性は未亡人として一人で過ごす期間が長くなります。

◎ ◎ ◎

かなり年下のお相手でもオススメな人

 まずは、上記の「要注意な人」の内容をクリアしている上で、さらに、

 ・ 男女とも、自身の若さを保つ努力をし続けることが苦にならない人
 ・ 男女とも、他人から自分が年齢以上に若く見えることに自信がある人
 ・ 男女とも、子供を持てない可能性が高いことを相手が納得している人
 ・ 男性であれば、若妻に将来離婚されることのない十分な財力がある人
 ・ 女性であれば、妻が私でなければならないという優位面に自信がある人

◎ ◎ ◎

かなり年上のお相手でもオススメな人

 こちらも同じく、上記「要注意な人」の内容をクリアしている上で、

 ・ 男女とも、決して打算的ではなく本気で愛してるとの実感がある人
 ・ 男女とも、結婚に際しての周囲の反対を押し切る自信がある人
 ・ 男女とも、一生子供を持たなくてもいいと考えている人
 ・ 男女とも、母親的存在や父親的存在
    求めている人で、浮気はしないと誓える人
 ・ 男女とも(特に女性)、結婚に求める条件をクリアするお相手が
    近い世代では見つからなかったが、年齢条件を外すことで
    他の希望条件がクリアできる人

年齢条件を緩めたところに「赤い糸」はつながっているかも?
ちなみに「赤い糸」の由来ならこちらの記事です
→【 運 命 の 赤 い 糸 の 由 来 】←

◎ ◎ ◎

実際に「歳の差婚」をした方のお話では・・・

 実際に「歳の差婚」をした方の感想を何人もネットで調査してみると、かなり年上の女性と結婚した男性の意見としても、「好きになってしまえば年齢差なんて関係なかった」ということが強く言えるようでした。

 また、「歳の差婚」で起きる、周囲との様々な問題も、むしろ楽しみながら解決して、生活しているようでした。

 やはり愛情が最優先だという内容が多かったことで、少し安心しました。

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「20才以上の歳の差婚」の有名人

◎ ◎ ◎

 最後に、「20才以上の歳の差婚」をした有名人の例をご紹介しておきます。

【24才差】 1998年、高橋ジョージ 40才 & 三船美佳 16才(2016年に離婚)

【26才差】 2004年、一般男性 24才 & 秋吉久美子 50才、
        (離婚再婚の上、2014年再度離婚)

【24才差】 2005年、市村正親 56才 & 篠原涼子 32才(2021年に離婚)

【22才差】 2009年、石田純一 56才 & 東尾理子 34才

【26才差】 2010年、三田村邦彦 56才 & 一般女性 30才

【45才差】 2011年、加藤茶 68才 & 加藤綾菜 23才

【22才差】 2011年、堺正章 65才 & 一般女性 43才

【32才差】 2012年、ラサール石井 56才 & 一般女性 24才

【24才差】 2012年、郷ひろみ 56才 & 徳武利奈 32才

【27才差】 2012年、仲本工事 71才 & 三代純歌 44才

【24才差】 2012年、一般男性 24才 & 磯野貴理子 48才(2020年に離婚)

【24才差】 2016年、元秘書の男性 28才 & 三原じゅん子 52才

【24才差】 2019年、城島茂 48才 & 菊池梨沙 24才

【22才差】 2020年、武田真治 47才 & 静まなみ 25才

 さすがに20才以上の歳の差婚ともなると、配偶者が自分の両親よりも年上になってしまうことも十分あり得ますよね。

 こう見ても、芸能界でも加藤茶さん夫妻の45才差は飛びぬけてダントツです。
 なんと、義理のお父様(綾菜さんの父)は、加藤茶さんより30才も年下だとのことですので、これまた驚きです。

 やはり、年齢を重ねてからの歳の差婚よりも、どちらかが若い場合の歳の差婚にはインパクトがあります。
 既に離婚をしてしまったものの(婚姻継続期間は18年間)、当時16才という若さで24才差婚をした三船美佳さんには衝撃でした。

 女性が年上のパターンとしては、「24才差」の三原じゅん子さん、同じく「24才差(既に離婚)」の磯野貴理子さん、そして「26才差(既に離婚)」という秋吉久美子さんにもビックリ。

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 でも、これらはあくまで有名人での話で、普通の人には(基本的には)ムリなお話ですから、「俺も(私も)20才以上年下の若い女の子(若い男の子)を捕まえるぞ!」などという夢は持たない方がいいですよ!

( でも、10才差以内であれば、人によっては可能性がありますよ )

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